斜に構える頑固

日々思うことを綴る

今年の課題はまず行動すること

 新年や年度替わりなどに、抱負や決意、目標などを求められることがある。学校ではお決まりだ。先のことを考えずに生きているわけではないが、おぼろげだ。やりたい事を思いついても、しなければならない事に時間を取られ、なおざりになってしまう。浮かんだことをなんとなくで終わらせずに、具体化しておく。最初にやることだけでも決めておくとよい。抱負や目標を定めるとはそういうことだが、やり方やコツを指導されることは少ない。くだらないと思っていたが、案外大事な作業である。

 長らく「動く」ことを課題としている。面倒くさがり、出不精、自分の性格もあり、どうにも一歩目を踏み出すのが遅い。周りにいるすごいと思う人の共通点が行動力にある。決定から行動にタイムラグがない。むしろ、方向付けが決まった段階でもう行動していて、その中で思考・決定していくぐらいである。

 世の中の殆どのことは、誰しもの思考の範疇である。行動し実現できるかの違いだけだ。ただ、この部分は学校では教育しないし、資格・制限・利権などの障壁も多い。運動、芸術など突出した能力を必要とするものでなければ、誰でも可能性はある。この行動し実現する方法を学ぶのが勉強である。

 タイピングを練習するとき、打鍵スピードにこだわりすぎるのは良くない。指の動きには限界があるので、ある程度のところで漢字変換の効率化や手の止まる時間をなくす訓練に切り替えるとよい。空白の時間なくすように心がけよう。

 日常生活で、掃除をしなければと感じたら、すぐ動く。この本が読みたいと思ったら、すぐ読む。必要なものができたら、すぐ買いに行く。連絡がいるなら、すぐにする。それだけのことだ。これにより空白な時間、曖昧な時間が削ぎ落とされる。放って置くと、結局やらなかったりつけが回ったりしてくる。簡単なようで、私には意識しないとなかなかできないことなのだ。