斜に構える頑固

日々思うことを綴る

物忘れが多いのでメモをとっていただけ

 私はメモ魔のようである。買い物にはメモを取ってから行くし、机横のボードには常にTo Do リストが貼ってある。仕事でも事あるごとにメモしていたし、伝達もメモ紙を添えて行うことが多かった。

 電話横にメモ帳をおいている人も多いのではなかろうか。携帯電話になって直ちにメモをとれなくなったのは、少ないマイナス要素の1つだ。メモにスマホアプリも利用しているが、1画面で完結するシンプルなものにしている。スケジュール管理が必要な生活をしているわけではないし、複雑多量となってそこに時間をかけることになれば、もはやメモではない。そこまでいけば紙の手帳に軍配が上がる。

 数年前までは、卓上日めくりカレンダーを使っていた。コピー用紙より少し厚い紙で、裏にはメモ用に罫線が引いてあるものだ。夜寝る前にめくり、その紙の裏にするべきことやしたいことを優先順位の高い順に箇条書きにする。毎日のことなので、いつまでたってもなくならないものもあるが、併せて翌日の行動を頭の中でシュミレーションすることになっていた点はプラスに働いた。

 特に仕事や学習では、思考の書き出しを定期的に行ったほうが良い。目的・目標・手段を1つのユニットとする。目的は1つで、これが達成できればそのユニットは破棄終了する。目的を達成するための目標は複数でもよく、並列していても目標の下に目標があってもよい。手段は各目標に向かう具体的な方法で、目標の下に枝付する。目的と目標は混同しがちだが、各自が定義してほしい。目的が2つある場合は別のユニットを組むようにしよう。同じ事柄でも、目的にするか目標にするかで変わってくる。

 たまにこういう思考を行うことで何か発見できれば嬉しいものだ。

 日本の政治を見ると、目的・目標・手段がはっきりしていない。これらを示すだけで政治不信は大きく改善されると思うのだが。できない何かがあるのかと更に不信感が増してしまったり。