斜に構える頑固

日々思うことを綴る

洗濯機を買い換えるべきか迷って1年

 うちの洗濯機は31年目を迎える。ことの発端はごみ取りネットが破れたことにある。検索してみると、糸くずフィルターという名称で販売されていた。30年間使えていたことにも驚きだが、破れるまで部品を交換するという発想に至らなかった点が残念。この部品は洗濯機の要だと思っている。汚れも酷くなってきていたし、もう少し早く知っていればよかった。

 ネット販売の一般化に伴い、この種の部品を購入しやすくなったのはありがたい。ガスコンロのバーナーキャップとグリルの網、瞬間湯沸かし器のノズル、エアコンのフィルターなどを買ったことがある。灯油缶のキャップが割れたときは、100円ショップに売っていた。意外と需要があるものなのですね。車の給油口の蓋が歪んできて開閉に支障をきたすようになったことがある。このときはオークションサイトで買って付け替えた。

 洗濯機を買い替えたときのメリットは、電気代が安くなることと静音性が高くなることだ。しかし、洗濯機はすでに完成された機械で劇的に変わるわけではない。やはり壊れるまではと二の足を踏んでしまう。ドラム機なら別物なので話が変わるが、私には高額すぎる。やはりしばらく様子見になりそうだ。

 7,8年前にエアコンを買い替えたときは劇的な変化だった。これは30数年ぶりの買い替え。2年前に、石油ファンヒーターをやめ石油ストーブにした。ファンヒーターはセンサー類がおかしくなっていて、だましだまし使っていた。これは97年製だった。

 最近、新しい製品を使うことがエコのような風潮があるが、ものを長く使い続ける方がよい。製品の開発製造から使用期間、廃棄方法までトータルして比較してほしい。20年同じ車を乗るのと、その間3,4台を乗り換えるのとの違いはどうだろう。あと、家電リサイクル料と古い車の税金も見直そうよ。