斜に構える頑固

日々思うことを綴る

講習を受け本気で勉強した

 土日に簡単な資格講習を受けた。両日とも9時5時で、最後に試験をして合格すれば資格付与となる。初日に、試験はほぼここから出ると言い、問題集を渡された。択一式のマークシート試験なので、講習内容が頭に入っていればどうにかなる。しかし、自動車の免許試験と同じで、問題を解いた経験の有無は大きい。問題集には600題程度掲載されていた。私は土曜の夜から仕事で4時間ほど時間が取られる。睡眠も必要だ。非常に追い詰められた2日間だったが、ここまで頭を酷使したのはいつ以来だろうか。普段はどちらかといえば肉体労働で、読書をしても1時間程度で音を上げてしまう私の日常に、とてもよいスパイスとなった。

 以前に仕事で必要な講習を受けたときも、最後に試験をして合格すれば、講習済みの証書がもらえるというものだった。私の勉強スタイルは、一夜漬けが効かず牛歩である。瞬発力が皆無なのだ。一夜漬けの勉強は誰しもができるというものではなく、それもまた才能である。従って、事前準備無しで課される試験は精神的にもきつい。学校の試験とは違い、本気で取り組む人しかいないため優劣の差は小さい。講習を受けて即試験でほぼ全員合格していく。せめて、申込み時にテキストをもらえると良いのだが。当日にテキストを配られ最後に試験というのは、私の頭には荷が重すぎる。誰か変えてくださいませ。

 試験はともかく、一日講習を受けると謎に身が引き締まる。仕事で講演会の開催に携わったときも同様だった。それなりの場で人の話を熱心に聴講するということが定期的にあるとよさそうだ。

 毎週土曜に書いていたのが止まった。文章を書いたことがほとんどなく、何かのためになればと思い立ったのだが、改めて見るとかなりの悪文である。それでも曜日を気にせず、もうしばらく続けてみるか。