斜に構える頑固

日々思うことを綴る

NHKにはもはや不満しかない

 最近は通帳を手に取ることがなくなった。収入はネットバンクに入金し、必要に応じて各銀行に振り替える。手数料無料の範囲で行っているし、銀行もスマホアプリが充実していて照会も簡単だ。明細出力機能のない銀行もあるので、たまに記帳する必要がある点に不満が残るぐらい。

 支払いに目を通すと、家や車など保険関係がそれなりの額になるが削れるものではない。最近はサブスクリプションサービスへの出費も馬鹿にできない。私は映画視聴でも読書でも波があり、ものすごくお得な月もあれば、数ヶ月利用していないこともある。付き合い方が難しい。

 類似するものとしてNHK受信料が目にとまる。しかも衛星契約だ。これには不満しかない。私のテレビ視聴時間は、全局合わせてもここ半年で1日あたり15分未満である。いろいろ話題に事欠かないが、必要性は認めるところである。金額さえ適正だと感じることができれば、不要論とかでなく、番組内容であったり関連企業のあり方であったり、議論が建設的になろう。

 愚痴をこぼそうと思ったら、10月から受信料が少し下がるそうだ。目眩ましに過ぎないが、やらないよりはましか。特殊法人であり、普通の企業と同等に考える必要はない。貸借対照表の剰余金は0でよい。プラス計上される限り受信料はどんどん下げるべきだ。税金と合わせて徴収すれば、徴収手数料を削減し更に料金を下げられる。また、その資産も国民全体のものといえる。関連会社の利益も国民に還元されないと筋が通らない。NHKオンデマンドも気に入らない。受信料で制作した番組を視聴するのに、再び料金を取ることに納得がいかない。受信料を払っている人には無料提供で良いのでは。

 インターネットプロバイダーの接続料金に文句を言う声は聞かない。携帯電話料金が高くて文句を言う人もいなくなった。これがどういうことか考えてほしい。