斜に構える頑固

日々思うことを綴る

税金について

 父の住民税が例年より多かったので確定申告を見直した。父は年金・給与・自営業と収入があるが金額は小さい。ただ、パソコン嫌いで書類はすべて手書きである。私が国税庁の作成コーナーで書類を作り比較したところ、控除の計算ミスで5万円弱の納税過多だった。その頃体調を崩していたし、高齢でもある。改めて気配りに努めようと思った。なお、税務署で更生手続きを頼んだら3ヶ月待ちだった。ネットで書類作成すれば提出して終わりだそうで、パソコン嫌いがここでも効いている。

 税金といえば最近はインボイス制度が騒がれている。私はインボイス云々の前に、課税売上高1千万円以下の免税が納得できないので、正直どうでもよい。何事にも例外が付物なのはわかるが、積極的に例外を設けるのはおかしいのではないか。どうせ、消費税導入時に小事業者の反対を抑える目的だったのだろう。最初は3千万だったかな。それなら導入するなと言いたい。例えると「年収200万以下の人は消費税免除しますよ」と言っているわけだから。免税事業者をなくすのがベストで、インボイス制度はベターと考えます。

 たまに目にする反対派の意見がお粗末すぎる。活動家か何かかな。収入が減るとか仕事がなくなるとか言っているが、税金を払いたくないとしか聞こえない。騒いでいる人が小売業者でないところがポイントだ。売上1千万という数字は低く、小売業者だと仕入れや経費で7,8割は出ていくので所得は低い。反対している人の業種は何でしょうか。業務が負担になるというが、もともと請求書でも領収書でも、消費税額は記載してあるはず。記載がないと控除できないからだ。そこに事業者番号を記入するのが面倒だと言われればそうではあるが、帳簿をつけることができない人間ですとしか聞こえない。個人事業者失格ではないか。