斜に構える頑固

日々思うことを綴る

接客業はありがたい仕事

 ここ最近、接客や窓口対応、電話対応を受けることが多かった。もともと日本は応対がよいと言われているが、一昔前と比べて、それ以上に気持ちの良い応対をされていると感じた。むしろ客側、受ける側としても礼を尽くすべきと気の引き締まる思いであった。

 以前は、コンビニ・ファミレス・携帯ショップを客層の悪さ3トップと認識していた。それだけ客層が豊富ということで、頭のおかしい人も多くなる。店側にもそういう人が混じっていたりもした。現在はどうかというと、まず傲慢な人が目につく。ただ全体として減少していると思う。数が減っているからこそ目に留まるのであろう。次に、いわゆる「気違い」といわれる人が強化されている。昔から本当にごく一部で、今も割合は変わらないだろうが、行動が悪化しているようだ。想像の斜め上を行くケースが多い。これらの人々がいろいろな場で散見されるため、世の中がおかしくなったと感じてしまう。最近入院した知人が2人いる。両者とも、迷惑な入院患者に悩まされたという。1人は個室に移ったそうだ。看護師の皆様ご苦労さまです。

 私はかねてより「対人対応を要求される職は高給取りであるべき」と思っている。コンピュータが浸透し機械化が進んだ世の中では尚の事だ。応対者は少人数化され、Q&A対応、トラブル対応が増加していくだろう。対して、一般的にデスクワークといわれるものの多くは、コンピュータの恩恵が大きく格段に高効率となっている。求められるスキルも多くはなくなった。

 中途半端な学力よりは、コミュニケーション能力が高く評価される世の中となるだろう。いや、もうなっているか。コミュ力の高い人はある程度頭の回る人である。知らない他人をさける傾向のある現在、最も欲する人材である。